はじめまして、たねぞうさん。どらまきんと申します。このサイトには以前お世話になりましたので、私も情報提供できたらと思い投稿しました。
さて、私は昨年4月からBritish Councilに通っています。なぜこのスクールを選んだのかというと、イギリスに留学するためです。こちらは、(多分)イギリス政府機関だとかで、イギリス留学の情報もここが一番充実してるだろうし、イギリス英語に触れられるのがいいと思い、入学を決めました。留学準備用のコースもありますしね。・・・というわけで、いきなり結論ですが、このBritish Council、純粋に「英会話」だけを楽しむことを求める方には向いていないと思います。もちろん、英会話する機会を得たいと思って入ってる方もいらっしゃると思いますが(講師はみんなガイコクジンですから)、私のような動機の人も少なからずいらっしゃるため、一般英語コースであっても「会話」だけに重点を置くという授業はどうしてもやりにくいのではと思われます。
以下、私の体験談です。
<一般英語コース@夜>
最初にレベルチェックテストをしたときは準上級のAI2のコースだと言われましたが、レベルチェックを担当した講師には、AI1から受けた方がいいと勧められました。「下のレベルから入らそうというのは、金儲けするためか・・・?」と一瞬疑いましたが、準上級では、4ターム(=1年)で1冊の教材を終わらせるため、テキストを最初からしたほうがいいと思う、というのが理由でした。今考えると、その方がテキスト代浮いてよかったな〜と・・・(だってテキスト2冊+CDで6000円・・・高いよ・・・)。で、昨年の4月から準上級のAI1(1)・(2)とAI2(1)・(2)を受けました。授業の内容はテキストを使用しながら、読む、話す、書く、聞くをバランスよく行うものでした。学校で教えるような文法ばかりの学習・・・というのはなかったですが、テキストのUnitごとに何を学習するかということが明確化されてて(例えば、この課では時制、この課では仮定法・・・といったかんじ)良かったのではないかなーと思います。ちなみに「読む」作業もありましたが、ここではIELTS(←英語の試験。イギリスやオーストラリアの大学を受験する時に必要)のReadingをいかにうまくこなすか、というコツを教えてもらいました・・・とわかったのはIELTSを実際に受けてからでしたが。
宿題はどうしても書くことに重点が置かれます。講師によって宿題の分量は多少変わりましたが、やるもやらないも生徒の自主性に任されていますので別に書かなかったからといって怒られることもありません。私はお金を払ってるからには最大限に利用したいと思っていましたのでwritingはできる限りしました。クラスの人数は大体7〜8人。あるタームでは12人くらいになってしまったので、そのうち2〜3人は後の時間(注:夜のコースは2つの時間帯があります)の同じレベルのクラスに途中で変わられました。タームの最後には講師のカウンセリングがあり、その場で次のコースはどうしたらいいかとか相談にのってくれます。で、上のレベルにいくにつれ、どうしても人数が減ってしまい・・・今年の年明けの冬のタームでは年明けになっても振り込み案内がこず、ようやく5人揃ったということでなんとか開講になったくらいです。
クラスメートは時間帯のせいもあってか、私のようにお勤めされてる方が多く、たまに留学を目指す大学院生もいる、といったかんじです。皆さん英語を勉強しにきてます、といったかんじで取り組まれる姿勢は非常によく、楽しかったです。その方たちとはプライベートで飲みにいったりするほど仲良くなりましたしねー。
<academic writingコース@夜>
↑の一般英語コースが一段落し、留学することも決まったので、このコースを受講しました。このクラスは、「いかにして英語でエッセーを書くか」に重点が置かれていますので、一般英語コースとは全く違います。すなわちホンマに「学校」です。一般英語コースに通ってた時は、「今日はどんな授業かな〜♪」という気持ちでクラスに向かってましたが、ここでは「さ、やろか」という(外見はともかく)気分は英語の授業を受ける高校生です。
まだ始まったばかりですが、英語ではおろか、日本語ですら論文を書いたことのない私には、毎週勉強になった〜の連続です。実際宿題には500-1000wordsのぷちエッセーを書いて来い、というのもあり、なかなかやりがいがあります。今のクラスは8人で、毎回2〜3人同じテーブルに座るのですが、ずっと書く作業をするのではなく、色々なことについて(例:論文の構成の仕方)discussionするので口から英語を出す作業もします。ただ口から出た英語が合ってるかどうか、間違った英語を先生が直してくれてるのかどうかは不明ですが・・・。
<講師>
みんなイギリス人・・・だと思います(今の先生はoftenを「おふとん」ではなく「おっふん」と発音するのでどこ出身かは不明です)。私が今まであたった先生にはハズレはなかったですね。文法的なことや、多少重箱の隅っぽい質問をしても答えてくれますし。ユーモアもあって面白い方が多いですよ(というか、イギリスでは「ユーモア」が重んじられているみたいですけどね)。怖いけど熱心な人もいますし、私なんぞイギリスの大学院に出すエッセーを当時の担任にチェックしてもらったりしちゃいましたわ。他の人に聞くと、あの先生はイマイチ・・・という方とかはいらっしゃいますが、まあどうしても好き嫌いはあるもんなんでそれはある程度しょうがないと思います。
<受付・カウンセラー等スタッフの人>
おとなしめの人が多いと思いますが、対応はちゃんとしてくれますし、中にはフレンドリーな人もいます。受付の対応がなっとらん!と激怒したことはありません。
<料金>
値段は一般英語コース30時間で78750円。私には安いというかリーズナブルに思えるんですがどうでしょう?他の英会話スクール行ったことないのでわかんないす(昔行ってた翻訳者養成学校では、1ターム(4ヵ月半)で25万(つまり1年で50万)かかってましたからとってもお安く感じられました。ちなみにその養成学校には4年通っておりました)。ちなみにぶりかんは営利団体ではないので、クーリングオフの制度はないみたいです(というのがぶりかんの説明)。
<営業の度合い>
最近はちょっと営業せなあかんということに気づいたようです。去年の夏とかには「お友達紹介キャンペーン」のパンフを講師に配られたり、学校や授業の内容についてのアンケートが最近多くなってきたり・・・こないだア○クのサイトに広告出してるの見たときはびっくりしました。
<パーティー等のイベント>
定期的に色々企画されています。とはいえ私は一度もいったことないんですが・・。だいぶ前ですが同じクラスの人が「Teaに関するカルチャーコースみたいなのがあったらいいのになあ〜」と話してらっしゃったんですが、その人の意見が採用されてイギリス人の講師を招いてEnglish Teaについてのイベントがあったときには結構融通利くんだなあと思いました。
以上、長々と書いてまいりましたが、私の投稿が少しでもお役に立てるのであればこれ幸いです。
どらまきん |